【Memorandum】 D. R. Congo南東部カタンガ産の、?

 "D. R. Congo南東部カタンガ産アンティロプスノコギリクワガタ"としてフランスの出品者によりebayに出品があった。初見の割に11€の即決オファーだったので落札してみた。

f:id:iVene:20241117122713j:image(35mmでここまで大顎の発達した♂については他産地から見た事が無い)

 カタンガ産のクワガタムシはなかなか見られない。この系統の♂について出品は初見で、過去には図鑑でしか見た事がなかった。♀についてはベルギーの採集家から入手した1頭があった、以前の記事のと同じ出品者。

 実物の交尾器等を調べてみると、やはり此れは"フスクスノコギリクワガタ"の方だった。手元にあった♀が其方だったから"アンティロプスではないだろう"と予想していたが其の通りだった。

 カタンガ産"フスクスノコギリクワガタ"は、小柄の割に♂は大顎の発達が良い。小型♂や♀の大顎は細長い。しかし此の程度の差異では少数比較だと地域差なのか特徴なのか分からない。

 体型が小柄なだけならD. R. Congo北東部の主要な産地からも見られる(大顎は太短い)。

 出品者本人の採集ではなく養子の親戚である現地コンゴ人が採集したそうな。期待以上に詳しいデータが付いてきた。そういう事もあるのかと考えたが、とりあえず再現性待ち。

 これについてはデータがまだまだ足りていない。型が他産地に比べて特異的とはいえ、其の再現性の確認が足りていない。

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 永井氏らによる図鑑掲載のカタンガ産"アンティロプスノコギリクワガタ"が変わった雰囲気だった。だから探していた。図鑑掲載個体群も種としては"フスクスノコ"と考えられる。大顎基部の雰囲気がアンティロプスらしくない。

 今回の個体群では其の外形について、再現性を部分的にだが確認出来た。

 しかしカタンガについて調べてみると、治安があまりよくないらしい。カタンガには興味深い種群がいくつかあるが、いずれも実物資料が大変少ない。また採集される日が来ればと考える。

【追記】

  世界情勢は米国大統領選でまた変化する見通しになった。転売屋にしても極左にしてもそうだけど、嘘を吐き過ぎ、騙そうとし過ぎ。

https://x.com/usg_ringo/status/1851223688206590154?s=46&t=6MVYq5Ovmu_MXJ16l5mXpw

 認知科学の議論においては、イソップ寓話の「オオカミ少年」から読み取とれる教訓等は結構重要視される。

https://x.com/himasoraakane/status/1856939704907960732?s=46&t=6MVYq5Ovmu_MXJ16l5mXpw

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 例えば最近になってメルカリが大炎上した話が目立っていたが、流石に"今更過ぎではないか"と訝しむ。

https://x.com/newman_dai/status/1856811751398113374?s=46&t=6MVYq5Ovmu_MXJ16l5mXpw

 リリースの頃から転売屋だらけで異質な雰囲気だったから忌避していた。今ではヤフオクも転売屋だらけ、ebayも出品者の選択難易度が上がりつつある。

https://x.com/himasoraakane/status/1857341229564068120?s=46&t=6MVYq5Ovmu_MXJ16l5mXpw

 しかし最近になって大炎上するまでは転売屋利用のデメリットは大して議論される事もなかったように思えてしかたない。

https://x.com/himasoraakane/status/1857822404481003898?s=46&t=6MVYq5Ovmu_MXJ16l5mXpw

 例えばebayはpaypalと連携し、昔は送金から何まで不便だった国際取引をスムーズにしてくれた。フィードバックスコアが反映されたおかげで取引上のトラブル解決も速い。

 しかし一方、国内物流のオンラインサービスについてはレッドオーシャンに近い状態で新たな事業者が出てきては消えてゆく。何が必要で何が不要なのか、未だに混乱しているらしい。

https://m.youtube.com/watch?v=5HOt_J6AvXk

ステマ法なんてのがある。まぁ私には無縁な話)

https://x.com/himasoraakane/status/1858122859899678792?s=46&t=6MVYq5Ovmu_MXJ16l5mXpw